高円宮杯中国大会試合結果について
平成24年11月3日(土)・4日(日)に、高円宮杯全日本ユースサッカー選手権大会中国地域大会1回戦ならびに2回戦が山口県維新百年記念公園補助陸上競技場で開催されました。
2日間ともに晴天に恵まれ、天然芝の状態も非常によく、いい環境の中で試合をすることができました。
1回戦は、岡山県代表チームのファジアーノ岡山U-15と戦いました。
試合は、両チームともチャンスは作り出すが、ゴールを奪えない形。くにびきイレブンも、猛攻をしのいでは、一気にカウンターを仕掛けゴールに襲いかかるが、最後の壁を壊すことはできなかった。
後半に入っても、なかなかゴールを割ることができなかった。時間だけが進んでいく。
しかし、我慢に我慢を重ねていたくにびきイレブンは、残りロスタイム・・・・・歓喜に包まれた。
竹田大地君から出たスルーパスに、黒崎龍樹君が反応。
好セーブを繰り返していた、ファジアーノ岡山GKの足元を狙い、絶妙のシュートがゴールを割った。
残り1分のあの一瞬が、勝負を決めた。素晴らしいゴールでした。
翌日の11月4日(日)2回戦。相手は、プログレスリーグでも対戦している廿日市FCジュニアユース。
お互いが知り尽くしている相手との勝負。きっとお互いがやりづらい相手だったのではないだろうか・・・・・
試合は、くにびきリズムでゲームは進む。前半15分までは、ボール支配率もくにびきが上だったかもしれない。
このリズムで進んでいるときに、先制点を奪えなかったことが後に響いていく形となってしまった。
徐々に試合は、廿日市ペースに変わっていく。左サイドから猛攻撃を仕掛ける。
幾度となくチャンスを作り出した廿日市に、得点を奪われた。しかし、これで目が覚めたかその2分後、同点に追いつく。
園山栄樹君が気持ちのこもったゴール前を制し、同点。振り出しにもどす。
前半残り5分。一番大切な時間。
しかし、この時間に追加点を与えてしまった。相手の勢いを止めることができなかった。
後半も試合の大切な時間帯に、自分たちがやりたいことを相手にさせてしまった。
結果は、1-6 。悔しいけどこれが現実である。
3年生にとっては、最後の公式戦となった。みんなが涙を流していた。この3年間、本当にいろんなことがあった。
でも、仲間と共に闘ってきたくにびき選手たち。
試合終了後、キャプテンの園山栄樹君がみんなに感謝の気持ちを涙を流しながら伝えていた。
『 みんな本当にありがとう 』
サッカー人生は、終わったわけではない。この先、いろんな壁にぶち当たるであろう。
その壁を跳ね除ける力は、もうみんなに備わっている!!
土台は、できた。3年生のみんなは、これから高校へ向けて旅たつ!
卒業まであと、4か月。 今から進化を続けていくであろうU-15選手たち!この時間を大切に、1日1日努力を積み上げていこう!
サポーターのみなさまへ
たくさんの応援ありがとうございました。みなさんの声が選手たちを勇気づけてくれました。本当にありがとうございます。
感謝いたします。U-15の公式戦は終了しましたが、サンフレッチェくにびき選手として終わったわけではありません。
卒業するまでのあと4か月、引き続き一緒になって選手の成長を見守っていただければと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。